映画はええがな。

アホなタイトル持ってきてみました・・。
脳味噌に皺少なそうなかんじ？
でもこれから書く内容の脱力加減には、足元にも及びませんよ。

今すんごく見たい映画があるのです。
心待ちにしています。
今初夏ロードショー。
その名も、

『えびボクサー』！！！！

・・・タイトルからしてもう脱力でがしょ？
えびってエビですよ海老。
配給のアルバトロス・フィルムから
一部抜粋してみましょう。

「前代未聞！えびのスポ根・サクセスストーリー、ついに世界初上映！」

もうこれだけでお腹いっぱいだ。


これ以上ないってくらいの大雑把なあらすじを言いますと、
元ボクサーで今現在アル中のおっさんが、
【（注：1）カンガルー対人間があるのなら、えび対人間もアリ】
という考えのもと
【（注：2）体長約2メートルのえび】を
【（注：3）ボクシングの過酷なトレーニングで鍛え上げる】
話ですよ。

どう？

（注：1）甲殻類と人類を戦わせようという訳のわからなさ。
（注：2）って2メートルかよ！！！！
（注：3）ビジュアルは、本物のえびのハサミ部分に
　　　　　グローブはめさせただけですな。


気になる。気になりすぎる。

しかもこの映画、どうやらイギリス本国を始め
世界各国の動物愛護団体からえびを虐待していると批判を受け、
全世界で上映禁止・発禁処分を受けているようです。
【日本のみの独占上映】ですよ！！

日本もなかなかやるじゃないですか・・・。


それにしてもイギリスのコメディって、東洋人の発想の遥かナナメ上をゆきますね。
日本人にとっての海老は食物ですよ。
少なくともボクシング？しない。

私、DVDのソフトって少しっきゃ持ってないんですが、
先日の『キダム』と『サルティン・バンコ』に加え、
お金なくてもどうしても購入してしまったものに
『宇宙船レッド・ドワーフ号』があります。
しかもDVDBOX・・・。

以前NHKで放送された時期があったので
知ってるひともいるかと思いますが、
イギリスはBBC誕生のSFで、いわゆる宇宙船モノなんですが、
第一話目でいきなり乗組員が全員死亡するという
とんでもねぇコメディードラマです。

くっだらないんですお〜〜〜。
もうほんとに。
ダメ人間しか出てこないし。
下ネタ連発だし。
ダメ人間しか出てこないし。（まだいうか）

でもなんていうか、どっか1周して
面白いんですお〜〜。
1回見ただけじゃどうもアレなんですが、
2，3と回を重ねるごとに皆ハマッてゆくという・・。

学校作品制作中に、メンバーの人々と見たら、
明らかに皆テンションがおかしくなっていきまして
作業の効率がいいやら悪いやら。

「レッドドワーフ見ようよォ〜〜・・」
「制作なんかもうやめちゃおうぜ、それよりレッドドワーフ・・」

・・・ドラッグか？

えびのボクサーもおなじ匂いがします。

まったくイギリス人てやつは。
そんな馬鹿なことばっかり考えてるから味音痴なんですよ。
サイコーですね。

シカゴも見たい、あずみも見たい、いろいろ見たい。
でも今はえびです。

ネットで、『えび　ボクサー　映画』で検索すると
ヒットします。
一見なんの脈絡もない単語郡が、
イギリス思考のうえではまかり通るのですな。
この摩訶不思議。